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怒鳴る!トランプ大統領
友人からのしらせで、こんな話題があることを知りました。
トランプ大統領のツイートについての、BBC Japan の記事
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4年前に私の ブログ記事 でも「大文字だけで組んだ言葉は、文章の中でそこだけ大声で怒鳴っているみたいに見えます」と書きました。

日本に出張するたびに、一流企業の英文でのパンフレットなどで会社名、商品名、人名や地名を大文字で組んでいる例を見て違和感を覚えます。企業に招かれての講演でも、この話題は必ず入れて、みっともないから止めた方が良いですよと言います。

こんど、大文字でなにか書くたびに、音読してその部分だけトランプ大統領の声で大声で読んでみると、どんな印象のメッセージになるかがわかっていいかもしれません。




by type_director | 2018-07-26 15:14 | Comments(0)
遊園地のフォント

今週は、ドイツのルール地方の町、Essen (エッセン)に行ってました。

昨年に引き続きデザイン賞 Red Dot Award のコンペティション審査員として招待され、今回が二回目の参加になります。私はタイポグラフィとポスター等の部門の審査を、ブラジルからとドイツのもう一人の審査員とともに担当。

こちらが審査会場入り口。中は非公開なので、写真はここまで。

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世界中から数十名の審査員が集まっていたホテルの目の前の広場には、移動式の遊園地がありました。審査の日は朝8時台から始まり、昼食も会場でケータリングの食事、審査後の夕食会は夜遅くまでかかるのでホテルに到着するのは深夜12時前後です。なので、遊園地が実際に動いているのをあまり見ていない。

これは初日にホテルに到着するときに見た風景。

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審査を終えて最終日、朝7時に遊園地を一回りしてきました。

とうぜん全部閉まっていますが、書体を見るにはちょうどいい。

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遊園地や夏祭りの屋台などでおなじみなのが Cooper Black((クーパー・ブラック)。

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Balloon(バルーン) Extra Bold。

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そしてこの遊園地で使用率が高かったのが Revue(レビュー)です。インスタントレタリング時代の1970年代80年代にものすごく流行ってました。

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そして、この遊園地の会場につながる道路には、こんなふうに3台のトラックが近い距離で互い違いに置いてある。ここと反対側のもうホテル側の出入り口の道路もそうでした。

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ホテルから審査員会場に専用の車で向かうときにこの狭い道をゆっくり蛇行して走るので、トラック邪魔だなーなんて思っていましたが、運転手さんに説明されてわかりました。ここ数年ドイツでもフランスでも起きている、祭りの会場にトラックで突っ込むというテロの対策で、車がスピードを出して進入できないようにしているのだそうです。

お祭りも、手放しでは楽しめないということなのか。ちょっと複雑な気持ちでした。







by type_director | 2018-07-22 11:03 | Comments(0)
Chemnitz で書体デザインについての展覧会
ドイツの東側、チェコとの国境に近い町 Chemnitz(ケムニッツ)に行ってきました。

偶然ですが、 Chemnitz の町の観光案内所で書体デザインについての展覧会のチラシが目に入り、観に行ってきました。地味ながら、基本を踏み外さない見事な展示でした。展覧会のサイトは こちら
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ちなみに、受付の人に、「zee.3.7.1」という展覧会のタイトルの意味は、とたずねたら、「zee = ツェー = C は Chemnitz のこと、371 は Chemnitz の電話の市外局番」だそうです。わかりにくいなー。

こすってはがすだけのレタリング、70年代から90年代始めまでは Letraset とか Mecanorma とかが有名だったと思いますが、 旧東ドイツでも Typoplex という名前のレタリングシートがあった。初めて知った。

赤いのはシルクスクリーンの原版。
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会場では Typoplex を使ってくださいコーナーがあり、私も試してみました。

しっかり圧着させようとしても、字がところどころ欠けてしまう。もともとの品質がこうなのか、古くなって劣化したからかは不明。
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ガイドラインがないので字が曲がらないか不安。スペーシングも隣の字が邪魔でなかなかわかりにくかった。

Stentor という書体のデザイナーが Chemnitz 生まれだということも、この展覧会で初めて知りました。
オリジナルのスケッチと、最終形のデザイン。
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スケッチの形をなぞるのでなく、勢いを活かしながらバランスをとっている。Qu 合字がすばらしい。

















by type_director | 2018-07-08 01:18 | Comments(0)