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トークとコンファレンスの旅(2)

そして約一週間、中国に行ってたのは、別のお仕事です。

杭州のホテルからの眺め。

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4月27日、Alibaba さんの主催する UCAN コンファレンスで、私が中心になって Alibaba さん用に設計した欧文コーポレートタイプ Alibaba Sans のお披露目をしてきました。

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会場は4000人収容、それでもステージの上で私が話し始めたときには立ち見の人がたくさんいらっしゃいました。

これはリハーサルの時のステージの周り。

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客席一番後ろから見ると、こうです。

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4000人の会場で立ち見ってすごいです。私が話した内容は、フルティガーさんのお言葉を引用して、文字と文字との間の空間の重要性について。そのほかにも、ライブストリーミングで中国のデザイン雑誌のインタビュー、クリエイターの方達とのトークなどあって、5万8000人の視聴者が見ていたということを聞きました。

そしてその翌日、4月28日には深圳に飛び、29日に Huawei さん主催の社内向け UECコンファレンスで、「フォントとブランド」というテーマでお話ししてきました。30日には Monotype 香港チームの Julius Hui さんの漢字デザインワークショップに私も飛び入り参加。文字のバランスをとるのには時間がかかる!というのを体験していただけたと思います。


UECコンファレンスでは、私の他にも、イタリアやドイツから招待されたットップクラスのクリエイターたちがいて、私的にはすごく奇遇な出会いもあって、とても刺激になりました。

会場の規模の大小に関わらず、文字のことについて話をする機会をいただける、私の拙い話を聞いてくれるかたがいる。それがとてもうれしいです。




by type_director | 2019-05-02 10:17 | 講演やコンファレンスの記録 | Comments(2)
Commented by 小畠 at 2019-05-19 06:55 x
中国製という一つのブランドから、それぞれの企業が自分たちのブランドを確立し始める。フォントの役割が持つ重要性に気づいてくれることは嬉しいです。
Commented by type_director at 2019-05-20 03:28
> 小畠さん
コメントありがとうございます。中国の人たちのフォント熱、すごいです! これから大きな波が来るのかもしれませんね。