観光客目線の記事を続けます。こんどは東京で見かけた印刷物です。
今年3月に書いた
この記事で、いろんな言語の観光ガイドが増えてきたことを書きました。数年前には聞いたことのなかった「インバウンド需要」という言葉もあちこちで使われています。

言語によって観光ガイドが色分けされていて、たとえばドイツ語は黄色、フランス語は藤色、タイ語は赤紫色。
中身はこんなふうです。左ページには地域ごとに分けた地図、右ページにはその地域の名所の案内という構成。
でも、この見出しからすでに読みにくい。普通の書体の幅を思いっきり狭くしています。
地図の下には、その地域を効率よく歩けるモデルコースの説明があります。
これは読みにくい。まず書体の幅をここでも狭くしていて縦線が細くなっているし、一行ごとに字の詰め具合が変わっていてギチギチの行とスカスカの行とがある。
どれくらいの観光客がこれを手にとっているのか知らないけれど、これって役に立っているんだろうか。私だったらこれはすぐに棚に戻してネット等で調べる。東京にはゴミ箱があまりないから、持って来ちゃったらやっかいだ。
公共サインでもそうだったけど、狭い中に押し込めたような例が多すぎると思うんですが。外を歩いても印刷物を見ても縦線の極端に細いサンセリフ体が圧倒的って、なんか息苦しいです。文字のサイズを少し小さくしてもいいから、ゆったりと普通に読めた方が気持ちよく伝わるんじゃないかな?
タイ語版の中身はどうなっているのか見てみたら、モデルコースの説明文は英語だった。タイの人はみんな英語が読めて当たり前という前提なのかな?
