先週から今週始めまで出張に行ってました。これはその時乗った Lufthansa(ルフトハンザ・ドイツ航空) の A380 の客室内。
前方のスクリーンに出てくる文字はルフトハンザの制定書体、Helvetica (ヘルベチカ)、もっと正確に言うと、 Neue Helvetica (ノイエ・ヘルベチカ)です。
「welcome」のところが、 Neue Helvetica Light になってます。
ちなみに下は、2007年に撮ったもの。
当時は、「Welcome」 が Neue Helvetica Bold、ドイツ語 「Willkommen」 は Neue Helvetica Black だったようです。ちょっと手ぶれ気味で、しかも紺地に白文字なので、正確ではないかもしれません。ほんとにそのウェイトかどうか確認したい人は
こちら をどうぞ。
同じ Neue Helvetica ファミリーでも、細めのウェイトを使うようになってきたのがわかる。
最後の写真は私の本『フォントのふしぎ』でも使いました。本の中でも書きましたが、昔は太めのウェイトで組んだものが、いまは細めになってきてると思います。そのほうが洗練された感じに見えるからかな。