ロスアンゼルスからの更新です。TypeCon というコンファレンスのため、8月18日から出張で来ています。
到着したその日の午後は、社長と一緒にホテルから30分くらいかけてビバリーヒルズ地区のブランドショップが建ち並ぶロデオ・ドライブまで歩きました。飛行機の中でほとんど寝ないで仕事をしていたので、30度の気温と強い日差しで目がくらみかけた。途中の店でチョコレートチップクッキーと水で元気を取り戻す。
この一角だけ、ヨーロッパ風の雰囲気を出そうとしているのが分かります。文字を見て歩くのが目的でしたが、控えめにおさえてあるので、いまひとつ面白味がありません。
次の日、19日は夕方のオープニングパーティまで時間があったので、社長も含めてライノタイプチーム4人全員でサンタモニカビーチでのんびり。

水難救助の監視小屋。

これは桟橋の上にある店、後ろに見えるのはちょっとした遊園地。やっぱりこういうゴチャゴチャした看板のほうが面白い。

「HARBOR GRILL」と太い字で組まれている部分は、
Neuland (ノイラントまたはノイランド)です。今年の
6月の記事 でも紹介したけど、手作り感がある。
そのあとベニス・ビーチまで歩きました。これは手書きの看板。アメリカっぽいな−。
オープニングパーティのあとはさすがに疲れてベットに直行。コンファレンスには昨日8月20日からフルに参加して講演を聴いてます。昨日のテーマは「デイズニーランドのタイポグラフィ」「理想的イタリックについて」「アラビア文字とダンス」「インドの書体デザイン事情」などなど。
夕食後にブラジルからの参加者3人と話をしました。私が数年前にブラジルに行って講演したときもそこに来ていた人たちで、うち二人は学校でも教えている。彼らは目を輝かせて、「勉強して得たものを国に帰ってみんなに伝えるんだ!」と言っていました。
彼らはお金を切り詰めてなんとか TypeCon に参加しています。コンファレンス主催者もその辺の事情は考えていて低所得の国からの参加は割引になるそうですが、「ブラジルでの収入でアメリカのホテルに5日間いるのは厳しいよ。9月にある別のコンファレンス ATypI(エイ・タイプ・アイ)のほうはあきらめた」とも言っていました。こういう人たちがこれからのブラジルの土壌をつくるんですよね。
海外でのコンファレンスに日本からの参加者がないのはちょっとさびしい気がする。日本のデザイナーさん忙しいですよね、でもなんとか来てほしい。ゼッタイ損はしません。