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マインツとローマの遺跡

今回マインツに行って初めて知ったのが、古代ローマの遺跡の多いこと。だいたい、マインツ中央駅よりひとつ南東に離れた Römisches Theater という駅がその名の通りローマの劇場なのです。駅の裏がもう発掘された劇場跡です。

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街の中心部にも、しかもショッピングモールの地下に古代ローマの遺跡があって、出土品も含めて遺跡の一部の見学ができます。これには時間をかけてじっくり見てきました。遺跡は3世紀頃かそれ以前のものらしい。

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碑文もいくつか展示してありました。

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下の立派な大文字の写真は西暦69年から79年の碑文です。トラヤヌス記念柱よりも45年くらい前ということになる。

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これは筆記体のローマ大文字。保存状態もよく、解説もしっかり書いてありましたし、会場にいた学芸員の方には質問にも答えてもらいました。

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入場は無料なのですが、こんなにたくさんいいものを見せていただいたので寄付金を入れてきました。


# by type_director | 2022-06-28 21:29 | Comments(0)
グーテンベルクの夜祭

6月26日27日と、マインツ市で開かれていた Johannisnacht (ヨハネスの夜)に行ってきました。ドイツに住み始めて20年以上経っているのにその祭に行ったことがありませんでしたが、コロナ禍で2020年と21年の祭りがなくなり、今年ようやく開催されるというニュースを見て思い立ったのです。

今月初めに発売されたこの9ユーロチケット(6月から8月までの3ヶ月間限定で、特急列車ICEと一等車を除いてドイツ全土ひと月9ユーロでどこまでも行ける)を購入していたので、それを使って遠出したかったのもあります。

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Johannisnachtのポスターが、ライン川沿いのホテルのそばの広告塔に貼られています。

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実際に行ってみると、印刷や活字とは関係のなさそうなライブ演奏、遊園地、食べ物飲み物の屋台など。つまりとにかく祭りだ騒ごう!ということらしい。それはそれで面白かった。

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マインツの大聖堂の前にも特設ライブステージ。

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グーテンベルク博物館の前にあるグーテンベルクの頭像も、この21世紀の人たちのお祭り騒ぎを温かく見守ってくれている気がします。

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会場はお祭り騒ぎでも、一歩裏通りに入るとひっそりしています。

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6月30日追記:Johannis はグーテンベルクのヨハネスでなくヨルダン川でイエスに洗礼を授けた洗礼者ヨハネであるとブログの読者の方から教わりました。お祭りの会場ではそんな宗教色もなかったので全く気づいていませんでした…。一方、こちらの Historic Highlights of Germany には、「マインツが生んだ偉人、ヨハネス・グーテンベルクに敬意を表する祝祭」とあるので両方いっしょのお祭りなのかな?

この祭りのハイライトの一つ「Gautschen(ガウチェン)」については、前に このブログ記事 で書いてました。今回は日が合わなくて私は見られませんでした。


# by type_director | 2022-06-28 18:49 | Comments(0)
意外なところに Gerstner の書体

モーゼル川のほとりの小さな町 Kobern-Gondorf に立ち寄りました。

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町の案内の表示に、意外な書体が使われていました。

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これはスイス・バーゼル市生まれのデザイナー、Karl Gerstner (1930–2017) のデザインした書体です。このように案内標識として屋外で使われているのを見たのは初めてです。
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10年以上前に、Gerstner 氏のデザイン理論に深く共鳴する若いドイツ人デザイナーからGerstner 氏の著書をいただいたことがあります。本文がすべてこの書体で組まれていました。私の語学力のせいも大きいのですが、なかなか読み進むことができずに途中で止まったままです。引っ張り出してみようかな。

こちら のサイトで、このアルファベットの文字が見られます。


# by type_director | 2022-06-19 16:10 | Comments(0)
「神が潜むデザイン」

『Japan Creators』というサイトの連載記事「神が潜むデザイン」に、Monotype のシニアタイプデザイナーの土井遼太さんが「ナールとゴナに見るデザインの真髄」を寄稿しています。

1970年代の写植書体のことが図版付きでわかりやすく書かれています。図版は大きく拡大できて、中村征宏氏による手描きの原字を隅々まで見ることができます。

記事は こちら




# by type_director | 2022-06-15 16:54 | お知らせ | Comments(0)
18世紀から19世紀の薬草の保存容器の文字

ドイツの6月は休日が多い月です。私も休日を利用してモーゼル川のほとりの町 Traben-Trarbach に行ってきました。

町の真ん中を流れるモーゼル川。

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上の写真やや左側にある三角の屋根は、モーゼル川の南側にあるこの塔です。近くには、Mittelmosel 博物館があります。

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18世紀から19世紀のものが多いその博物館に入ってすぐ夕立になり、外は真っ暗になりました。

短い時間でしたが、博物館員が私の質問に対して丁寧に説明してくれました。この薬草の保存容器の写真を自由に撮らせてもらい、たっぷり楽しんできました。

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この黒っぽい容器は、木製なのだそうです。

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薬草の表示などはラテン語で書かれているそうで、読もうとしても何のことか全くわからなかったのですが、文字の面白さは堪能しました。

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# by type_director | 2022-06-12 18:17 | Comments(0)