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ゴナとナール
2月は日本に出張で、3月1日にドイツに戻りました。2月26日の日曜には、大阪で中村征宏さんとのトークショーが実現できました。これは4年前に中村さんのスタジオにお邪魔したときからの夢でした。

会場には中村さん手書きの原図や写植のメインプレートも。
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私が書体デザインに興味を持って写研に入社したとき、最初の仕事がゴナDの漢字制作チームの手伝いだった。ゴナは学生の時からの憧れの書体でした。そのゴナをつくった中村さんとお話ができるなんて。

トークショーの会場近くにお昼を食べに行ったとき。ナールで組んだこれを中村さんがご覧になって、「ごんべんの幅が狭かったかな?なんておっしゃっていた。「でも、整いすぎると面白くないよと写研の人に言われたなあとも。
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思えば、学生の時にゴナがあったり、欧文書体デザインではツァップさんとフルティガーさんの書体があったり、自分が目標としたいあこがれの書体があったし、そのデザインがすごく良かった。どれも、ずっと眺めていられるような書体だった。

そしてその後、それをつくった人たちとも話ができるようになるなんて、あこがれていた頃は想像もしていなかった。とてもとても幸せなことです。

トークショーのあと、参加者のかたに「フォントかるた」をつくっている人がいて、いただいちゃいました。このフレーズ「愛のあるユニークで豊かな書体。」は写研の写植書体見本帳の文字サンプルをこのことばで組んでいたからなんですが、かるたをつくるときにこのフレーズの使用を許可してくれるか写研に問い合わせしたそうです。まじめだなー。写研も快く承諾してくれたそうです。
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# by type_director | 2017-03-04 09:35 | Comments(0)
ドイツのスーパーマーケットで見かける日本語
最近は買い物をしていても日本語(ローマ字で表記)の食材をときどき見かけるようになりました。

寿司は、ドイツに引っ越してきた2001年当時からちょっと大きい町に行けば寿司レストランはあった。もう今は、大きめのスーパーマーケットに行けば寿司用の材料、たとえば海苔やワサビは置いてある。でも、「ガリ」のローマ字表記のものを見たのは初めて。
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でも、これはちょっと新しい。
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少なくとも、私がドイツに引っ越してきたばかりの頃には「パン粉」なんて無かった。そういえばアメリカでも最近 Panko 見た気がする。

カニかまは、ドイツでは「すり身」です。
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この「うまみ」の中身は何だろうと思ってチューブの裏の原材料の記載を見たら、トマトペーストと魚肉だった。
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「Kombucha」には昆布は入っていません。お茶のドリンクで、3本あるうち右のはスパークリング緑茶らしい。
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そしてこの「Kaba」の原材料はカバではないし日本語のカバと関係ありません、とかいって終わろうと思ったら…。
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写真を撮ったときには「Kaba」に気を取られていてわからなかったけど、記事を書いているときに気がついた。左にちょっとだけ写っている青と黄色のパッケージの白抜きで使われているフォントは私のCalcite(カルサイト)だ。
見ているようで意外と見ていないもんだ。


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# by type_director | 2017-02-02 04:42 | Comments(2)
TypeTalks 第39回は「デザイナーが知っておきたい、西洋紋章の基本」

講師は、西洋カリグラフィーと紋章の指導を行っている第一人者、ミュリエル・ガチーニさんです。私も日本に住んでいたとき習ってました!

西洋の紋章の基本について、初心者向けにわかりやすくお話しいただきます。ロゴなどに応用したいデザイナーの方、絶対役立ちます。

2月25日、東京・青山の青山ブックセンターで。詳細はこちら





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# by type_director | 2017-01-30 08:05 | お知らせ | Comments(0)
Smaragd

1月18日は、私の尊敬する高岡重蔵先生の96歳のお誕生日。その日は、休暇を取って先生に喜んでいただけるようにダルムシュタット方面でいろいろと走り回ってきました。外はマイナス3度くらいでしたが、今月2日に99歳のお誕生日を迎えられたグドルン・ツァップさんのところにも明るい色の花束を持ってお邪魔してまずグドルンさんにお祝いを申し上げ、数年前にツァップさん宅を訪問した重蔵先生も96歳になりましたよとご報告し、いつも通りすすめられるがままにケーキを2ついただいてきました。外が寒いので、いつもより紅茶がおいしかった。

グドルンさんのところにお邪魔するとき、いつも何か新しい話の種を持って行きます。今回は、ヘルマン・ツァップさんが1970年代にブックデザインを手がけた単行本一冊とグドルンさんの1950年代の活字書体のカタログを手に入れたので、それを持って行きました。これがそのカタログ。

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Smaragd(スマラークト=宝石のエメラルド)という名前のついた右の書体は、大文字のみの大人っぽい落ち着きのある書体で、ときどき見かけます。昨年8月にアメリカのシアトルに行ったときにカフェの入り口に使われていたのを見たので写真に撮って、ドイツに戻ってからすぐグドルンさんに差し上げていました。

これです。

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町で見つけた、こういうグドルンさんの書体の使用例の写真を持って行くと、とても喜ばれます。このとき もそうだった。グドルンさんはそれを大事にファイルにとっておいてくださいます。またどこかで使用例を見かけたら持って行こうっと。

Smaragd はデジタル書体にもなってます。こちら





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# by type_director | 2017-01-22 22:03 | Comments(0)
多言語で Stuttgart
冬休みを利用して、シュツットガルトに行ってきました。

建設中の鉄道の地下駅に通ずるトンネルの上のところに、「Stuttgart」の各国語での表記が浮き彫りになっていました。
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日本語は「シュトゥットガルト」でした。

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# by type_director | 2017-01-15 03:08 | Comments(0)