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「100人がこの夏おすすめする一冊 2017」開催中

東京の青山ブックセンターで開催中の「100人がこの夏おすすめする一冊」フェア。100人の中に私も選ばれました。

私のおすすめは、ときどき読み返してしまうこの本。西岡常一ほか著『木のいのち 木のこころ』です。




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# by type_director | 2017-08-06 14:25 | Comments(0)
フランクフルト空港の新旧サイン比較

ドイツのエッセン市で審査のあとデュッセルドルフ空港から日本に飛び、2週間の出張を終えて帰ってきました。

そうしたら、フランクフルト空港のサインが新しくなっていた。新しいサインでは、ピクトグラムを鮮やかな赤で表示してあります。色以外では、ピクトグラムのデザインに大きな変化はないし文字情報部分の使用書体 Univers も変わっていません。


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写真2枚目と3枚目では赤の色が薄く写っていますが、実際は1枚目や4枚目のような鮮やかな赤です。目が、文字情報よりはまず赤のピクトグラムに瞬間的に行くのが自分でもわかります。私が過去に何回か撮ったフランクフルト空港の写真を見てみても、赤を使ったのは今回初めて。これまでは濃いめのブルーと白の二色が基本で、補助的にシルバーグレイが使われているくらいでした。

昔の写真を引っ張り出してみます。

これは1年前、2016年6月の写真。すぐ下の写真は、この記事2枚目の写真と同じ場所に掲示されたサインです。

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そして、さらにさかのぼって2009年の写真です。当時は Univers のノーマルの字幅が基本でした。いまは Univers の Condensed つまり字幅の狭いバリエーションになってます。

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# by type_director | 2017-07-30 19:09 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(0)
欧文分科会 「欧文組版のいろは 初級編」募集開始
大阪の「和文と欧文」で「欧文組版のいろは」募集開始です。9月から11月までの5回で基礎からじっくり学べる絶好の機会です。講師は高岡昌生さん。

詳細と申し込みは こちら






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# by type_director | 2017-07-24 20:18 | お知らせ | Comments(0)
Red Dot Design Museum
Red Dot Design Award の Typography 部門の審査員として招かれ、7月10日から13日まで、ドイツのエッセン市に行ってました。先週まで暑かったドイツも11日から急に涼しくなりました。

審査のためホテルからエッセンの町を移動する途中も、ビルに取り付けられたレタリングが気になります。
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12日の夜、この Red Dot Design Museum での夕食会に向かう審査員。審査員は南アフリカ、台湾、ブラジル、フィンランド、スイス、フランス、ドイツなど世界中から集まっています。この建物は、1920年代につくられたボイラーハウス。
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審査が終わった13日、審査員解散のあとも Red Dot Design Museum をじっくり回ってきました。
これは入り口で上を見上げたところ。
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展示はこんな感じ。


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建物自体のリノベーションはノーマン・フォスターが、ボイラーハウスのままの部分を活かしながら行っています。
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# by type_director | 2017-07-15 03:44 | Comments(0)
Frutiger Serif をホフリさんが使うと

ついこないだ発売された、『ディテール・イン・タイポグラフィ 読みやすい欧文組版のための基礎知識と考え方』の元の本の著者、タイポグラファーのヨースト・ホフリ(Jost Hochuli)さんがデザインした本です。Frutiger Serif の使用例として購入しました。

先日、日本で『ディテール・イン・タイポグラフィ』の日本語版の組版をした一瀬さんから情報をいただき、こちらの版元から購入しました。本のタイトルは『Silberfischchen, Lilienhähnchen und andere Insekten』。

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話によれば、ホフリさんがこの本にデジタル版 Meridien を使おうとして、古いバージョンのデジタル版 Meridien にはオールドスタイル数字もスモールキャップのないのでどうしようか悩んでいたところ、ある人に勧められ Frutiger Serif が事実上 Meridien のアップデート版であるということがわかり、それで使ってみたそうです。

本が届いてさっそく開いて、本文の部分のしっかりとした黒みを見て、ああこれはミディアムのウェイトを使ってくれたんだ、ということがすぐにわかって嬉しくなった。

巻末には、デザイナーのホフリさんの名前とともに、Frutiger Serif のミディアムとミディアム・イタリックで組んだことが書かれています。ミディアムのウェイトは、まさにこのように本文サイズで使っていただくことを想定して、レギュラーとボールドのちょうど中間ではなく、わざとレギュラー寄りにつくっていたんです。

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これはレギュラー、ミディアム、ボールドの H を重ねてみたところ。真ん中の線がミディアムです。

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このミディアムが、しっかりした黒みの本文書体として機能するように、というねらいです。要するに本文に向くウェイトが2つあるのです。そのことがホフリさんにわかっていただけたんだと思うと感無量。

もちろん、フルティガーさんがちゃんとつくってくれた Meridien が最初から良かったからなのですが、プロジェクトを立ち上げるとき、経験豊かなプロがこういう書籍できちんと使えるようにデザインを見直そう、ということで、さらに磨きをかけました。フルティガーさんのベルンのご自宅まで何回も伺ってデザインを詰めています。

スペーシングもすべてやり直し、オールドスタイル数字もスモールキャップも付け足して整えた結果、わかっている人にキッチリと使っていただける。嬉しいです。タイプデザイナー冥利に尽きるとはこのことです。

日本の書籍では、小泉均さんがアドリアン・フルティガーさん著の『図説 サインとシンボル』で Frutiger Serif を使ってくださっています。






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# by type_director | 2017-07-07 22:54 | Comments(0)