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「たづがね角ゴシック」が川越のフリーペーパーで

昨年「フリーペーパー大賞」のグランプリに輝いて、以前 この記事 で紹介した川越のフリーペーパー『kawagoe premium』、最新号をドイツまで送っていただきました。

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「たづがね角ゴシック」を使っていただいているということで、楽しみにしていました。

中を見ると、たづがねの使われているページ、あった。

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欧文の部分のきれいさがよくわかる使い方です。

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この「良心価格で具だくさん」や「食堂」あたりの字面やフトコロの締まり具合が、たづがねの持ち味です。

このフリーペーパー、記事が充実しているから、とっておきたくなる。私は創刊号から持ってます。今回の記事の中には、スペシャルインタビューで映画監督の是枝裕和氏と塚本晋也氏のコメントも。

そういえば、是枝監督の映画「誰も知らない」は、私が日本に住んでいたときまだ小さかった長男を乳母車に乗せて歩いたあたりが印象的なシーンで出てくるので、涙なくしては見られません。塚本監督の映画「野火」が公開されたとき、たまたま新潟にいて、初日の初回に行ってました。




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# by type_director | 2017-05-06 16:53 | Comments(0)
口の大きさ

日本の文字について注目することが多かった今月の締めくくりです。

たまに、こういう「口」を見ると、ハッとしてしまいます。小さいな、と思ってしまうけどべつにサイズを間違ったわけでなく、現代の私たちが、もっと大きい「口」に慣れてしまっただけなんでしょう。

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書籍だと気にならないと思うけど、大きめにこういう場所の案内に使う場合は字面の大小の差が少ない書体が一般的になった。

そして今月初め、春休みで行った日本国内で飛行機に乗っていて、ここでもハッと気がついた。今度はあきらかにデカい。

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さすがにここまでくると、まるで「国」とかの真ん中が欠落したように見える。

ちょうど良い大きさって難しい。








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# by type_director | 2017-04-30 13:08 | Comments(0)
5月の講演では「たづがね角ゴシック」制作ツールを会場で公開

Monotype の日本語書体、たづがね角ゴシックについての講演は5月13日(土)と20日(土)の2回あります。その講演の内容が決まってきました。

デザインの特徴や開発のコンセプトなどについては、もうすぐ刊行される『Typography』11号などで詳しく書いているので、講演のときは新しい話を盛り込もうとスタッフ3人で話し合いました。

その結果、これまでの講演では見せることのなかった手の内、たづがね用に開発した制作ツールを会場で公開することにします!

たづがねについては、「一度に10ウェイト出したことにビックリ」とか「限られた時間とスタッフでできたことにビックリ」という反応をよく耳にします。ツールを実際に動かしているところをご覧いただければ、書体制作の新しい可能性が見えてくるかもです。

Monotype からは、たづがね制作スタッフの山田和寛、土井遼太の二人とディレクターの私の3人フルメンバーが出席します。

最初の講演は東京の青山ブックセンターで5月13日(土)に行われます。

青山の講演の詳細と申し込みはこちら


5月20日(土)の会の情報は、この一つ前のブログからどうぞ。


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# by type_director | 2017-04-28 07:46 | お知らせ | Comments(0)
大阪で「たづがね」について語る会+書体デザインワークショップ

Monotype の日本語書体「たづがね角ゴシック」について語る会+書体デザインワークショップを5月20日(土)に大阪でおこないます。

Monotype からは、たづがね制作スタッフの山田和寛、土井遼太の二人とディレクターの私、つまりフルメンバーで開催します。

前半はたづがね制作の舞台裏の話です。後半は人数に制限がありますが欧文書体に合わせて和文書体をつくってみます。コンピュータを使わず紙にスケッチするワークショップなので、学生さんや初心者も大歓迎です!

詳細は こちら

参加申し込みは日から。同ページで行います。


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# by type_director | 2017-04-27 12:43 | お知らせ | Comments(0)
東京シティエアターミナルで感じる、時の流れ

こないだ日本に行ったとき、新潟の北書店で「昭和の風景」しばりで本をまとめて買った数冊の本の中に、なぎら健壱さんの本が2冊ありました。なぎらさんが撮った写真に自分で文章を添えているんですが、すごく良いんです。

それに感化されて、新潟でも、その後あちこち移動している間も「昭和の風景」やその名残のようなものに目が行くようになってしまいました。もちろん文字がらみで。

これは東京の日本橋箱崎にある「T-CAT」とも呼ばれる東京シティエアターミナル。今回の日本国内の移動で利用しました。

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エスカレーター前に案内カウンターのようなものがあるけれど、使われていません。調べてみたら、1978年の成田空港の開業にあわせてその前の72年に開業とある。昔はここの3階で出国審査まですませてリムジンバスに乗ったそうですが、9/11以降はセキュリティ強化のため空港以外での出国審査が廃止されて、いまは単にバスターミナルとして機能しています。

その3階にあるこのサインの「出発ロビー」は、確かに出発には違いないけれど、外国への旅立ち限定じゃないから、そんなに思いっきり手を振る感じではなくなってきた。

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使われている欧文書体は、ITC Eras です。1980年代の私の憧れの書体のひとつ。かっこよかったなー。サインにこういう書体が使われているのもちょっと昭和っぽい。

このゴシック体の「更衣室」の字が昭和だなーと思って撮る。そして脇にまわってみると、なんだかやけに狭い更衣室だなと気がつきます。

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開業当時、ここには公衆電話が5台並んでいたと思われます。その後、公衆電話のスペースを改造して一部を更衣室にしたようです。狭いわけだ。ぜったいヒジとかぶつける。

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いまは3台のスペースも必要ないらしい。3つの「電話用」スペースのうち一番右は公衆電話ですが、左端は携帯電話の充電器でした。時代の流れを感じます。







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# by type_director | 2017-04-26 04:17 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(2)