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大阪で「欧文組版の基礎の基礎、そのまた基礎」
欧文組版で定評のある嘉瑞工房の高岡昌生さんが、大阪で講座を開きます!

参加者と高岡さんとでディスカッション形式で欧文の基礎を深めていきます。実際にあるものや、希望者の添削など、実物を見ながら前半に学んだことをディスカッション形式で確認していきます。

これまで誰にも聞けないで悩んでいた欧文組版の初歩のことが直接聞ける。自分の気にしていた事例について実例を持ち寄って聞ける。なんて贅沢な会! 

詳細は こちら
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by type_director | 2016-01-26 22:17 | お知らせ | Comments(1)
ハウス・スタイル(3) 大文字だけの単語は目立ちすぎ
さらに組版マニュアルの比較。

たいていのマニュアルでは、「大文字の使用について」という項目をわりとはじめの方に設けて、固有名詞の最初の一文字は大文字にするなどごく一般的な例を出している。

でも、文中で単語を大文字だけで組むことについては、書いてあるのも書いていないものもある。たぶん、大文字だけで組まないのは当たり前すぎてわざわざ書いてなかったんでしょう。

中に数冊、大文字だけの単語は目立ちすぎなのでやめろとハッキリ書いてある本もあります。そういうマニュアルには、ちゃんと理由が書いてあってわかりやすい。

「どうしても必要なときだけに限る、なぜなら文章の輪郭を複雑にしてしまって目に障るから」という意見。
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「文章中では大文字だけで単語を組んで語句を強調することは絶対禁止、なぜなら大文字で強調するとデカくなりすぎるから」という意見。つまり上のマニュアルとだいたい同じことを言っている。
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強調をイタリックより強めにしたい場合にはスモールキャップを使う手がある、と書き添えてあるところも親切。
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by type_director | 2016-01-13 12:15 | Comments(0)
ハウス・スタイル(2) イギリス式の小数点
昨年末に届いたイギリスの出版社の組版マニュアル17種類を比べながら見ています。

このブログ の3枚目の写真解説でも書いたように、イギリスではときどき小数点に上下中心の点、日本でいうところの中黒(なかぐろ)みたいなものが使われることがあります。

私の持っている組版マニュアルを見る限り、イギリスでは活版印刷の頃はその上下中心の小数点を採用するところが多かったように思います。

こんなふうに、上下中心の小数点を使えと始めに示して、1未満の数字では小数点前のゼロを省略するなと書いているマニュアルが多い。
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これも同様。ただ、このマニュアルの場合は、その次の行でライノタイプ鋳造機の場合は例外として小数点の代わりにピリオドの使用を認めているところが面白い。
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でも、ゼロを省略して、しかもベースラインにそろっている点つまりピリオドで組むのを奨励しているところもある。下から2行目。(追記:小銃の口径や野球の打率の表記などではゼロが省略されることが一般的らしいです。)
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いずれも活版時代の組版マニュアルです。いろんなところがいろんなルールを持っていたみたいです。それぞれに、理由があるんだろうな。
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by type_director | 2016-01-12 12:43 | Comments(0)
TypeTalks 第33回は「映像・写真で振り返るヘルマン・ツァップさん」
次回タイプトークスは、ツァップさんと長年の親交があったタイプディレクターの小塚昌彦さんをお招きします。

1988年にツァップさんが東京で講演されたときの映像の一部(通訳つき)や、2011年に行われた展覧会の写真も紹介する予定です。私も登壇して、小塚さんに当時の思い出などもうかがいます。

詳細とお申し込み(1月6日正午より受付開始)は こちら
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by type_director | 2016-01-05 08:06 | お知らせ | Comments(0)