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食品の原材料名の表示に変化
いつからか正確にはわからないけど、ドイツで買った食品の原材料名の表示が少し変わった。
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原材料の欄の文字の濃度は、以前はすべての原材料が同じ太さと大きさで組まれていて、ぱっと見た目の濃度は均一になっていました。

新しい原材料欄は、濃度にムラがある。牛乳、バター、小麦、鶏卵など、食物アレルギーを持つ人が気をつけなければいけない原料については太いウェイトを使って表示することになったみたい。使われているフォントの字の大きさとかは変わっていないと思う。

ひとつの原材料が全部太い場合もあるし、材料によっては「Milch(牛乳)」の部分だけ太くしているなど、一つの単語の中で濃度の違いがあることも。
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私は最近ナッツ類を食べるとニキビができるようになったので、ナッツ類があるかないかをいちおうチェックします。太字で表すものの中にはナッツ類も含まれるので、見つけるのがラク。ちょっと助かってます。
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(追記)友人が調べてくれました。原材料表示が新しくなったのは2014年12月だそうです。新しい表示についての EU の指針がカワイイ。 こちら
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by type_director | 2015-03-29 15:09 | Comments(0)
看板の書き方が分かる動画(2)
大阪の看板屋、上林さんの新しい文字書き動画が、またかっこいい。 これ
文字の部分は、レイアウトのあたり線だけ入っていて、文字の下書きはしていないそうです。
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by type_director | 2015-03-16 12:35 | 日本の丸ゴシック体 | Comments(0)
Helvetica の合字
二つ前に書いた Cefischer さんのことがもっと知りたくなって、彼の自伝『Cefischer errinert sich』を古本で購入しました。1969年発行。届いて初めてわかったんですが、金属活字の Helvetica (ヘルベチカ)で組まれています。

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本文が全部 Helvetica で組まれた本を見るのはちょっと珍しい気がする。カタログやパンフレットならたくさんあるんですが、こういうふうに読み物としての本ではあまりない。

前に、合字について何度か書いてますが、いつもセリフ書体中心だった。たとえば これ これ これ にはサンセリフ書体の合字の写真もある。

これはサンセリフ体 Helvetica でドイツ語の組版。 ch 合字 ck 合字はしっかり使っている。ch、ck がちょっと詰まっているのがわかりますか?
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私の本棚にある活字 Helvetica の見本帳。
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ここでも ch 合字 ck 合字は使われてます。
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金属活字の Helvetica の合字は手元にありませんが、この活字みたいに二つの文字が一本になっているはず。セリフ書体やドイツ文字(ブラックレターともいう)では、つながったデザインでつくられることも多いです。
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今はたいていデジタルフォントの組版になって、ドイツ語でもこういう合字は使わないのが当たり前になっている。だから、こういう ch、ck がちょっと詰まった組版を見ると、少し昔の本だということがわかります。
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by type_director | 2015-03-15 12:58 | 金属活字 | Comments(0)
Typetalks分科会『欧文組版のABC』第3期「基礎から応用まで」
人気の高い講座の受講者募集が始まりました。

髙岡昌生さんがていねいに解説する欧文組版の基礎。対象は幅広く、解説文に「専門教育を受けていなくても、経験が浅くても大丈夫です。」とあるとおりです。会場は、東京・青山の青山ブックセンター。

詳細とお申し込みは こちら
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by type_director | 2015-03-10 07:40 | お知らせ | Comments(0)
Cefischer さん生誕115年
Optima や Palatino などヘルマン・ツァップさんの活字デザインで知られるドイツの活字会社ステンペル鋳造所から1949年に出版された本。アンデルセンの「裸の王様」です。タイトル文字はツァップさん。挿絵も見事です。
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500部しか刷っていないそうなので、そう簡単に手に入りません。この装丁をしたツァップさんご自身がこの本をお持ちでないとうかがったので、数年前に手に入ったときにはすぐにツァップさんに差し上げました。そのあとすぐ見つけた別の一冊は、ツァップさんがアキラ持っていろとおっしゃるので手元に取っておき、今年一月にもう一冊見つけたのでまた買ってツァップさんにお渡ししました。

ツァップさんの活字 Gilgengart(ギルゲンガルト)を使った本文組みもすばらしいです。
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奥付の部分。ツァップさんの名前が6行目に見えます。
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4行目には、「Cefischer」の名前が見えます。この本の挿絵を描いたイラストレーター Cefischer (ツェフィッシャー、本名 Carl Ernst Fischer、1900–1974)さんとツァップさんは、この本以外でも仕事を一緒になさっていて親交もあったそうです。

今年一月に同じ本の二冊目を差し上げたときに、ツァップさんから、もらってばかりじゃ悪いからといってお返しとしてこの本をいただきました。『Reineke Fuchs』(狐のライネケ)、1948年刊。同じくツァップさんによる装丁です。二冊あるうちの一冊をいただきました。
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この挿絵の線も活き活きとしています。ツァップさんのイニシャル文字も心地よい緊張感のある見事な線。息がぴったり合っている感じです。

この二冊の本の挿絵を描いた Cefischer さんは1900年3月7日生まれ。1920年代中頃からイラストレーターとして活躍しますが、第二次大戦中の1944年にフランクフルト近くのフルダの駅で空襲にあって、両腕を失います。終戦後の1948年に、それでもイラストレーターとして再び仕事を始めます。ここで見せている挿絵は、口に絵筆をくわえて描いている絵ということになります。

ツァップさんも、戦争を文字通り生き延びた人です。彼の任務は地図を作成することだったので前線で戦ったりしてはいないのですが、1944年1月、フランスでの兵役から休暇で自分の住まいのあるフランクフルト近郊に戻る際、汽車の乗り継ぎに間に合わず、一日遅れでフランクフルトに帰ります。そのおかげで、ツァップさんは1月29日のフランクフルトの空襲を一日違いでまぬがれています。その空襲で、ツァップさんの住まいのあった地区では11人が亡くなっています。私は、ツァップさんがそのとき描いた空襲で瓦礫となった自宅のスケッチを見せていただいたことが何度かあります。

二人が共同でこの素晴らしい本を造り上げたことは、まさに奇跡だと言わなければなりません。
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by type_director | 2015-03-07 10:40 | Comments(0)
ABC のチョコレート
これは、そのまま食べるというのでなく、ケーキなどの上に飾りで乗せるもの。「誕生日おめでとう」と書いたり名前を書いたりする。
ドイツの普通のスーパーマーケットに行くと、この手のが2種類くらいあります。パッケージに使用例。
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こんなふうに、薄いプラスチック製の型からチョコレートを外して使います。キャップハイト 20mm 弱。
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並べてみた。
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もう一種類。なんか手作り感あり。これは型の方から見たもの。
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並べてみた。M と W は同じかと思ったけど、微妙に字幅が違う。
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by type_director | 2015-03-04 12:04 | Comments(6)
ABC のビスケット
フランスに行ったときにスーパーマーケットで見つけて買ってきたビスケット。

なんとなく、食べ物で ABC ものって、つい買ってしまいます。
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X の先端みたいに鋭角になる部分は焦げやすいかも。
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焦げ目が均等になるデザインとか考えたりして。
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by type_director | 2015-03-02 19:54 | Comments(0)