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フランスの標識(2)犬の立入り禁止
フランスの海岸で、「犬の立入り禁止」を示す標識があちこちにありました。私の本『フォントのふしぎ』でも書きましたが、ヨーロッパの標識やピクトグラムでは、禁止を赤丸だけで斜線無しで表すことがあります。
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斜線無しだとわかりにくいと考える人もいるのか、後でテープで付け加えられた斜線。
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同じ海岸でも、10メートルくらい離れた場所にある別の注意書きでは、犬の種類が違う。
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でも、そういう規制から自由なかたが多くて、みなさん犬を散歩させてました。
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by type_director | 2014-08-24 11:44 | Comments(0)
フランスの標識(1)交通標識
標識を取り付けるのに、金属製の柱みたいなものを立てる、というのが標準だとぼんやり思っていましたが、こないだ行ったフランスのブルターニュやノルマンディーでは、こういうガッチリしたのが多かった。Saint Malo で。
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通りの名前とかも。これは Cabourg で。
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標識の下の方にあるのは、Cabourg 市の紋章。
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パリとかで同じようなのは見た記憶がないので、フランスのどこでもそうだというわけではないみたいです。

Saint Malo の、海に突き出た城壁に囲まれた部分では、柱がなくて壁に直角に取り付けるのが多かった。この上の写真は、縦方向にパイプ状のものが見えていますが、それは雨樋です。標識は壁にじかに取り付けてあります。
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これは、二つ目の標識は必要なのか?
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by type_director | 2014-08-24 11:28 | Comments(0)
カリグラファーがつくったアンシャル体フォント
こないだフランスに行っていたときに、 Omnia (オムニア)の使用例がありました。
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この建物の中には入らなかったけど、中世に関係する展示かなにかがあったんだと思います。

このアンシャル体、発生が4世紀から8世紀といわれていて、大文字が崩れて小文字ができる前の筆記体です。このフォントでも大文字小文字どちらを打っても同じ字が出てきます。中世を表現するとき以外にも、アジア関係の食材のパッケージやアジア文化関係の催し物で見ることもあります。

この書体のデザイナーは、カリグラファーでもあったカールゲオルク・ヘーファーです。5月にも 彼の展覧会についての記事 を書きました。

偶然ですが、きのうアメリカからのカリグラファーと一緒に、また別の場所にあるカールゲオルク・ヘーファーのアーカイブを見に行ってきました。アメリカのあちこちに彼のファンというか教え子がいて、こういう資料を見に来るのです。5時少し前に合流、展示を見て夕食を一緒にして夜10時まで5時間いろいろしゃべりっぱなしでした。
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そこにあった、Omnia の発売当時(1990年)のカタログの一部と、フォントとは書風が違いますが、彼の直筆のアンシャル体カリグラフィー。
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1行目の右端に、アンシャル体を書くのに必要なエレメントをわざわざ図解してくれている。「作品」っぽくしない、こういうところが彼らしいです。

カリグラフィーがうまくできるというのと、フォントとしてちゃんとしているというのはまったく別の才能です。夕食の時もその話になったんですが、その両方がきちんとできる彼みたいな人って、すごいんです。
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by type_director | 2014-08-19 13:24 | Comments(0)
TypeTalks(タイプトークス)分科会のおしらせ
一つ前のお知らせは、隔月で行っているお話会 TypeTalks でした。この TypeTalks には、欧文組版の手ほどきをする分科会もあります。「欧文組版のABC」、第1期は好評のうちに終わりました。第2期「基礎から応用まで」の受付が始まっています。

以下、その紹介文からの抜粋です。
「デザイナーさんが対象ですが、専門教育を受けていなくても、経験が浅くても大丈夫です。この使い方で『伝わるか?』を自分に問いかけるお手伝いをします。私からも投げかけを行いますので25人という少人数にこだわりました。課題も出します。学生に戻った気持ちで楽しく真剣に学びましょう。」

会場は、東京・青山の青山ブックセンター。詳細とお申し込みは こちら

約3ヶ月で6回の講座です。活版印刷実習も受けられます。いまどき、活字の組版の手ほどきをプロから受けられるなんて、貴重ですよー。ぜひ今のうちに!
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by type_director | 2014-08-07 08:45 | お知らせ | Comments(0)
TypeTalks(タイプトークス)24回は、中国語の組版!
次回は、中国語の組版についての話です。私の本『欧文書体』の中国語訳をしてくれた劉慶さんに話していただきます。

劉さんはとても気さくな人で、私の5月の北京講演でも、講演会場で質疑応答の通訳を手伝ってくれるなど、とても頼りになる存在です。日本語で中国語の組版についての話が聴けて、質問も気軽にできます!

9月6日、東京・青山の青山ブックセンターで。詳細とお申し込みは こちら
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by type_director | 2014-08-07 07:43 | お知らせ | Comments(0)
文字 T シャツの新作
フォントについての役立つ情報を提供してくれている Typecache (タイプキャッシュ)さんから、文字 T シャツの新作がたくさん出ました。 こちら

私のデザインしたフォント、DIN Next Rounded Bold のオルタネート小文字 q を使った T シャツもあります。普通の q はまっすぐですが、OpenType の特性を活かしてオルタネート文字をたくさん入れました。オルタネートの q は最後がハネてます。

上段が普通の文字、下段はオルタネートです。
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by type_director | 2014-08-04 10:02 | お知らせ | Comments(0)
ワシントンDCでのコンファレンス
いま、アメリカのワシントンDCで、TypeCon という書体デザインのコンファレンスに参加しています。きのうが初日、午前中の会場はこんな感じでした。
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空港に到着してからホテルまで利用した乗り合いタクシーのなかの注意書き。なんか変わった書体が使われていました。
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「E」は単語の中に出てくることもあるしまあまあ読めるけど、単語の始まりの「F」はこの形だと少し戸惑ってしまうなーと寝不足の頭でボーッと考えながら来ました。

会場から少し歩いたところにある航空宇宙博物館。
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サインに使われていたのは Gill Sans でした。大文字が堂々としています。
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このペナントの字がイイ味出してます。
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(8月4日追記)
コンファレンスからドイツに戻ったら、Typecache さんがタクシーの中のフォントを調べて教えてくれました。
Locator Display だって。
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by type_director | 2014-08-01 05:55 | Comments(0)