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新潟の本屋さんでのトークショウ
新潟の本屋さんでのトークショウのご案内です。11月7日夕方。
詳細とお申し込み方法は こちら

去年の秋もこちらをお借りしておこなったんですが、店長の佐藤さんが選び抜いた本に囲まれながらの文字の話、雰囲気サイコーでした。

今年は新刊『まちモジ』が届いてすぐのトークになります! お楽しみに!
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by type_director | 2013-10-29 15:31 | お知らせ | Comments(1)
看板屋さん向けガイドブック(ロンドン、1895年)
前々から手書きの看板には興味があって、看板についての手引き書を古本で見つけては買っている。

これはそのなかでも古いもの。『How to write signs, tickets, and posters』で、タイトルや中身から、看板屋さん向けと思われます。1895年にロンドンで出されてます。
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入手したとき、本がゆるやかに反っていて、表紙にもしわが。職人さんがズボンのポケットとかに入れて作業していたのでは、という想像をしてしまう。この、左のページがなにか看板屋さんの道具箱をのぞいている感じでワクワクする。
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本の中身、最初の部分は、ペンキやペンキつぼ、筆の選び方など。
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真ん中くらいからは書体のデザインの話になっていて、基本の考え方やブロック体アルファベットの骨組みを紹介した後は、セリフ書体・エジプシャン体・スクリプト体・ゴシック体など10書体くらいが見本として載っています。その見本の半数はたぶん活字書体です。
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こういう展開例も。
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これは3年前くらいにロンドンで撮った写真。上のようなガイドブックを参考に看板を書いたんでしょうか。タイムマシンに乗って、これを書いている職人さんの現場を見て、いろいろ尋ねてみたい。
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by type_director | 2013-10-27 17:29 | Comments(4)
紀伊國屋書店さんでトークイベント
紀伊國屋書店さん新宿本店でトークイベントを行います。

11月19日、19時から。詳細は こちら をご覧ください。
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by type_director | 2013-10-26 16:44 | お知らせ | Comments(0)
久しぶりにドイツっぽい文字
気づいたら、なんか最近、欧文のことについての記事をほとんど書いていなかった。
なので、こないだ行ってきた古い町、ライン川沿いのリューデスハイムで撮ってきた写真を。
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ブドウ畑が色づいてました。
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久しぶりにドイツっぽい手書きの看板。「M.J.Hummel」って書いてある。こんだけ縦線が続くと、書いている途中に一本くらいわからなくなったりしないのか。
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これと似たような m とか e とかが出てくるドイツの筆記体については、 こちら こちら にも書いてました。

1408年の建物らしい。
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線の集まりの密度を見せているところがうまい。
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このホテルは、ツタの葉が真っ赤に色づいていました。
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なにげに裏に回ってみると、こんな鉄製の文字が。
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R がイイ味出してます。
落書きの人も、「この R の脚に視線が集まるに違いない!」と考えてここに書いたんでしょうか。
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by type_director | 2013-10-23 12:53 | Comments(0)
日本の消火栓
出張で日本に行っている間、消火栓の文字を見て回りました。

これは新宿のハイアットリージェンシーホテルで。さすが、ぴっかぴかに磨いてあります。金属製でメッキ加工。
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明朝体で、点などバラバラになりそうな部分や、強度が保てなさそうな部分には、しっかりブリッジが入って一体で鋳込まれている。
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新宿の「サブナード」という地下通路の商店街で。厚みのある金属製。
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書体は横方向の線が右上がりなので、宋朝体っぽく見えます。「消」のさんずいの最初の二つの点は離れているけど、さんずいの最後のはねあげの部分は隣の「月」につながっている。
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同じタイプ、ちょっと離れたところにあったもの。「火」が欠けていた。
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明朝体タイプ。金属製ですが、文字が赤に塗られています。点は独立しています。消火栓の扉が金属製の場合は、裏側からナットとかでしっかり固定できそうです。
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明朝体の同じタイプでも、これみたいに石板の扉に取り付ける場合だと、ねじこむだけになってしまうのか。点が取れやすいらしく、こんなことになっていました。
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「消」は点が一個行方不明、「火」は左右の点が入れ替わってます。
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by type_director | 2013-10-19 07:21 | Comments(0)
第19回 TypeTalks は、看板文字のワークショップ
第19回 TypeTalks は、11月に発売予定の私の本『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』発売とからめて、時間枠を拡大してのトーク+ワークショップとなっています。

スペシャルゲストとして大阪からお呼びするのは、現役で看板の仕事をなさっている板倉さんと上林さんです。

いろんなスタイルの字を下書き無しでさっと書いていく熟練の技にまず目が点になるはず。また、同じ書き文字でも、現代的な文字とディープな昭和の香りのする文字とを書き分ける技も必見です。しかも実際に筆を持って参加者にも書いていただきます。

11月16日土曜日。場所は、いつものとおり東京・青山です。詳細とお申し込みは こちら から。

(10月26日追記:定員に達したので申込を締め切ったそうです)
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by type_director | 2013-10-17 19:14 | お知らせ | Comments(0)
韓国の消火器メーカーに問い合わせをした人がいる
先週土曜日まで出張で日本に行っている間に、韓国の人(私の本『フォントのふしぎ』韓国語に翻訳してくれたイさん)が自発的に消火器販売の会社に問い合わせをして、報告してくれました。

それによると、この金色の文字は真鍮製で、「錆びにくく、黒ずんだら磨きで輝きを取り戻すことができる、また加工しやすいので、韓国では看板などでよく使われている」そうです。

なんで筆文字のスタイルが多いのかと尋ねたところ、「そこまで知りません」と言われたらしい。ご苦労様です!
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もちろん、韓国の消火栓にも筆文字でないものもあります。

その人からの紹介、消火器関係の販売サイトは こちら

ソウルで私の泊まったホテルの消火栓の文字が こんな感じ だったけど、薄暗いところにあって写真がうまく撮れてなかったので載せませんでした。

ところで、イさんが消火栓に使われる文字について韓国の販売会社に質問をしたら「怖かった」そうです。やっぱり、私にも経験がありますが、こういうヘンなところに興味を持ってしまったら、怖い目にも遭います。

私の場合、消火栓ではなくて別のものを撮っていたんですが、相手は本物の自動小銃を持っていました! どこで、何を撮っていたらそうなったのか? 詳しくは、11月上旬に発売予定の私の本『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』に書いてあります。ちゃっかり宣伝でした!
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by type_director | 2013-10-17 06:34 | Comments(0)
消火栓の文字は基本的に金色?
二つ前の記事で、韓国の消火栓の文字が筆文字なのは、「続け書き」の体裁をとることができて取り付けにラクだからかなと考えました。
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あと、ゴージャスに見えるのは金色だからってのもある。

写真を整理していて、アメリカのポートランドに泊まったホテルの消火ホース収納箱のガラス窓の写真が出てきた。これも金色だ。
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なんで基本的に金色? 薄暗いところでも、ちょっとした光や懐中電灯でも反射のおかげで見つけやすい? まったくの推測ですから、間違っているかもです。

日本ではいまは金を使わないのが多い気がする。赤地に白。
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でも、こないだ日本に行ったときに撮った四谷の消防博物館の展示車両には、金文字を使ったのがあった。黒の影付き。
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by type_director | 2013-10-02 08:58 | Comments(0)