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ドイツの文字は独特の字形
ライン川沿いの観光の名所リューデスハイムの「Drosselgasse(つぐみ横町)」。
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日本から来た親戚といっしょに観光でドイツの町を歩いていても、やっぱり文字に目が行きます。

小文字の s が縦長になっている、いわゆる「長い s 」なので、ドイツ文字に不慣れな人にとってはエルだかなんだかわからない。これは昔からのドイツ文字の独特の字形です。

これなんか、「Alte Bauernschänke」って書いてある。A と B が赤で書いてあったのが褪色したみたいで、そのせいで読みにくいってのもあるんですが、小文字の s が縦棒一本です。「長い s 」でこういう形は珍しい。
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アスマンズハウゼンで。ドイツ文字の小文字の s は必ず「長い s 」になるわけではなく、この一行目の「Aßmannshäuser」の h の左の s は「丸い s 」と呼ばれる、見慣れた形に近い s です。「長い s 」と「丸い s 」をどこで使うか決まりがある。
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ドイツ語の「ß」の文字、一般的には「エスツェット」とか「鋭い s 」とか呼ばれてます。「エスツェット」つまり「sz」じゃないか、という人もいたりしてドイツ人の中でも意見が分かれるみたいですが、簡単に言っちゃうと発音的には「ss」です。

この形を見ると
「長い s 」+「丸い s 」=「ss」
という理屈が分かる気がしませんか? 

この看板、「Antik」の k なんかもドイツの独特の字形。私の本『フォントのふしぎ』にも、この k のことがちょっと出てきます。
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by type_director | 2012-06-29 06:47 | Comments(2)
6月30日 NHKの教育テレビ番組に出ます
NHKの教育テレビ番組「デザインあ」の「デザインの人」コーナーに私が出ます。収録は3月に日本でおこないました。

教育テレビでの放送日です。

本放送 6月30日・7月14日(土)午前7:00~7:15
再放送 7月 6日・7月20日(金)午後3:45~4:00

「NHKワールドプレミアム」での海外配信もされます。毎週日曜日、日本放送の20時間後だそうです。
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by type_director | 2012-06-26 06:43 | お知らせ | Comments(0)
TypeTalks 第11回はストーンカッティング!
TypeTalks(タイプトークス)第11回は、ゲストに英国からゴードン恵美さんをお招きしてのストーンカッティングのお話しです!

7月21日土曜日、18時から。
詳細ならびにお申し込みは こちら
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by type_director | 2012-06-25 10:31 | お知らせ | Comments(0)
フュッセンの手書き文字
フュッセンでは、町のあちこちにある手書きのブラックレター(ドイツ文字)が「古き良きドイツ」的な雰囲気を醸し出しています。
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駐車場への案内。
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「50m」の m はブラックレターでなくてローマン体だ。

ホテル兼レストランの外壁。
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そのレストランの軒下にある看板。これまでのとは違って、ブラックレターなのに黒くないしごつくない! 華やかなスワッシュが見事です。
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by type_director | 2012-06-22 06:21 | Comments(0)
フュッセンの案内板
先週末は、アルプスのふもと、フュッセンという町に行ってました。
ホーエンシュバンガウ城。
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ノイシュバンシュタイン城が改修中で、こっちの方角からはほとんど足場しか見えませんでしたが、中はしっかり見てきました。
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町のあちこちにある案内板。一番上のは地元のビールのロゴ。
一番下には「レストラン・グリル」と Futura で書いてあります。
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ビールのロゴも、大文字についてるスワッシュが面白い。上に伸びるのはよく見るけど、下に伸びるのはあんまりないと思う。
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ロゴの下、薄いネズミ色の上に黒で書かれているのは、「格調高いバイエルンの伝統ビール」という意味の言葉です。使われているフォントは、 Plantin (プランタン)の Bold を左右少し狭くしたもの。

ちょっと前に、日本のデザイン雑誌に、Plantin は嫌われているようなことを書いた記事があったけど、そんなことないよー。
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by type_director | 2012-06-20 06:06 | Comments(0)
DIN マンホール
DIN はフォントの名前になっているけど、「ドイツ工業規格(Deutsche Industrie Normen)」のことなのです。その略称が DIN 。大文字で組まれるのは、略称だからです。

工業規格だから、こんなのだってDINです。DIN 19584 マンホールのフタ。
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鋳込んである文字はしっかり DIN 。

検索してみたら、写真まで上がっていた。 こちら

昔からある、たった2書体の DIN をベースに、思いっきり拡張したのが DIN Next です。
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by type_director | 2012-06-15 13:47 | Comments(2)
ミネラルウォーターのロゴ
いつも買っているミネラルウォーターのロゴが変わりました。
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昔のは右側、大文字でした。
新しいのは左側。大文字と小文字になって、セリフもちょっと抑え気味です。
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by type_director | 2012-06-12 20:29 | Comments(0)
日本とドイツの1のデザイン
前にも似たようなことを書いた気がするけど。

日本とドイツで、屋外で見る数字の1のデザイン、日本では縦棒一本のものが多い気がする。上野駅の手書きの番線表示。
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ドイツだと、ほとんどの1には「くちばし」状のものがついていて、それがすごく長い。これはマインツの駐車場で。
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6月8日追記:
読者の方から、数字の1と7についていくつかコメントががありました。以前、あちこちで集めた1と7を紹介していたので、とりあえず見てみてください。 こちら こちら です。
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by type_director | 2012-06-05 06:46 | Comments(7)
三連続
ドイツに来る前はドイツ語に接したことがなくて、初めて見たときはびっくりした。
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ドイツ語には、f の三連続とか t の三連続とかがあります。単語を二つや三つくっつけて一つにするからです。前の単語が ff で終わって、次の単語が f で始まったりするときに、そういう三連続ができます。
今はもうわかっているけど、でも街角で見つけると、やっぱりトクした気分です。Schritt(ゆっくり) + Tempo(速度)で「徐行」という意味です。
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by type_director | 2012-06-05 06:06 | Comments(2)
バンコクの壁紙
バンコクでは、空き時間に仏像をたくさん見に行きました。

当然、最初は仏像の形にもひかれるんですが、どっちかというと私は壁紙とか壁の装飾の方が気になって。

たぶん、そっちを見ていた時間の方が長いと思う。絵巻物みたいな物語性のある壁画もたくさんありましたが、単なる繰り返しのパターン装飾が好きでした。

もう理屈抜きで、ざっと並べちゃいます。
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記憶が正しければ、1番目の写真はワット・トライミット(黄金仏寺院)、2番目から5番目まではワット・ポー(菩提の寺)、6番目から5番目まではワット・アルン(暁の寺)です。8番目の上1/3に見える朱色の板は天井です。
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by type_director | 2012-06-01 03:14 | Comments(0)