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ソウルのタイポジャンチ展覧会
本日からソウルで開催中の タイポジャンチ で、私の書体デザインが紹介されています。タイポグラフィをテーマに、韓国、中国、日本からそれぞれ33人のデザイナーを選んだ展覧会です。
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by type_director | 2011-08-30 19:51 | お知らせ | Comments(0)
Opel の見出しが Diotima だった
先週、ツァップさんご夫妻のお宅に、社長と一緒におじゃましてきました。天気のいい日で、庭でお茶を飲みながら、ゆっくり話をしてきました。

帰り際に、話が奥さんのグドルンさんの書体 Diotima (ディオティマ)のことになって、グドルンさんがこうおっしゃいました。
「ドイツの自動車メーカー、Opel のカタログの見出しは一時期全部 Diotima だったのよ。」
それは知りませんでした、と言ったら、当時のカタログを持ってきて見せてくださいました。1988年前後。

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写真には撮らなかったけれど、Opel の新聞広告などもスクラップしてありました。全面広告で一文字が5センチくらいで使われている例もありました。


そういえば、筆記具の Faber-Castell もそうですね、といったら、そうそう… と、どんどん話が長くなっていきます。けっきょく2時間くらいおじゃましてしまいました。

これは私が画材店で前に買ってきた鉛筆と練り消しゴムです。
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そういえば、Diotima をイギリスで見かけたときの写真載っけてましたね。 これ

9月13日から開かれる Zapf 展 では、この Diotima の制作課程の印字テスト数枚を公開します。1949年から1955年のものです。試し刷りに描き込まれた字形修整のあとまでハッキリ見える! 

その辺りの解説もふくめて、9月10日の TypeTalks では印字テストのスライドもチラッとお見せしながら話をします。
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by type_director | 2011-08-28 04:42 | Comments(2)
ツァップさんの最初の活字書体
9月の「Zapf 展」準備も整ってきました。図録解説とかほんとうに手が込んでいて、カリグラフィと活字制作の展示物の細かな解説付きです。日本でこれだけの解説って無いんじゃないか?というのは手前味噌かも知れませんが、本当にそう思う。

校正とかしていると読み込んじゃって、ふーんとか感心していてばかりで、全然はかどらないんですよね。

ところで、これは、ちょっと前にインターネットで見つけて即買いした本です。
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ヘルマン・ツァップさんのいちばん最初に世に出された活字書体 Gilgengart (ギルゲンガート)で組まれた本。アンデルセンの『裸の王様』です。

たまたま見つけた一冊を買ってツァップさんにお見せしたら、意外なことにご自分ではこの本を持ってらっしゃらなかったので、その場で差し上げようとしたんですが「500部くらいしか刷っていなくて貴重なんだからアキラが持っていろ」と受け取ってもらえず、別の本屋からもう一冊出ていて、それを買って最初のはツァップさんに差し上げました。一冊でも手に入るとは思わなかったので、二冊目が見つかってびっくり。

この活字の完成が1938年ですよ。73年前。しかもそのときツァップさんは二〇歳。この落ち着き、この成熟感、このリズムのとらえ方。

才能というものはそういうものなのか。すごい人と一緒に仕事をしているんだなー、とあらためて感じます。
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by type_director | 2011-08-25 20:41 | Comments(2)
TypeTalks 第六回 追加募集のお知らせ!
東京・青山ブックセンターで開かれるトークイベント「TypeTalks(タイプ・トークス)」、第6回参加申込み終了のお知らせ(一つ前の記事、 8月23日)

からの~、

再募集です!お申し込み多数につき、会場を大きい場所に移して定員を増やしました! 一度はあきらめちゃったみなさん、まだ間に合いますよ!

詳細とお申し込みは こちら
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by type_director | 2011-08-25 16:55 | お知らせ | Comments(0)
TypeTalks 第六回は、ツァップ展の見どころ紹介
東京・青山ブックセンターで開かれるトークイベント「TypeTalks(タイプ・トークス)」 第六回は「Zapf展の見どころ紹介」です。
カリグラフィ作品をお借りするために今年二月にツァップさん宅を訪問したときのエピソードや、ツァップさんとの書体デザインの作業についての話など、いろいろ盛り込んでいきます!

詳細やお申し込みは こちら 。お申し込みはお早めに。

(8月23日追記:受け付けは終了致しました)
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by type_director | 2011-08-13 11:16 | お知らせ | Comments(1)
「文字書く人たち」
このブログでも紹介した昨年末のイベント、「文字書く人たち」の動画が こちら にあがっています。

西洋のカリグラフィ、ペルシャ書道のペンさばきが見られます。めったに見られない日本の勘亭流と寄席文字も。

すばらしい。映像も美しい。もう、よけいな解説は不要。
私は立て続けに2回見ちゃいました!

一つ前の記事、ケルンの博物館にあるような碑文のスタイルのローマン体を平筆で書くところも見られます(3分17秒くらいから)。

「2000年近く前の人も、こんなふうに書いてから彫っていったのかな」などと古代ローマに思いをはせながら観るのもおすすめです。
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by type_director | 2011-08-06 18:13 | お知らせ | Comments(2)
ケルンのローマ・ゲルマン博物館
ケルンでは、 ローマ・ゲルマン博物館 にも行ってきました。ケルン周辺で見つかった碑文がたくさん展示されている。これは西暦100年よりちょっと前の碑文だそうです。
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これは西暦69年。
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私は朝一番で博物館に入り、まっすぐこの碑文のフロアに来ました。係の人にきいたら、ストロボを使わなければこのフロアの撮影は問題ないよ!とニコニコの笑顔で返事をくれました。点数が多くて、このフロアをざっと見て要所要所の写真を撮るだけで3時間かかった。

地下のフロアには、古代ローマ時代の筆記具が。タブレット状のロウ板は、iPad よりちょっと小さいくらい。
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ロウ板に先の尖ったスタイラスで書いたらしい。尖っているのは書く方、それと逆の方は平たくなってます。これで表面を削り取って新しい字を書いたんでしょう。
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by type_director | 2011-08-06 18:01 | Comments(2)
ケルンの街を散歩
家族で、ドイツ国内のケルンに一泊旅行に行きました。曇り空を背景に大聖堂。ドイツ寒いです。気温15度くらい。
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街の中心部。歴史のある建物らしく、下から「1721」「1914」「1954」となっていて、その年に建て増しをしたんでしょうか。数字の形は、よーく見ていないと、1だか7だかわからなくなる。
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チョコレート博物館に寄って、その上の展望台にいったら、誰かが置いていったビールの空き瓶がこっちを向いて並んでいた。それぞれのロゴは微妙に違いながらも、どれもドイツ文字ですね。
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ケルンの地ビールは「ケルシュ」といいます。この後レストランに入り、かみさんがケルシュを頼みました。メニューを見たら、生ビールで「Stößchen」という、100ミリリットルのサイズがある。「Stößchen」は「とりあえずカンパイ用」とでも訳したらいいのかな。
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by type_director | 2011-08-01 00:41 | Comments(0)