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TypeTalks第3回「Webデザイン上の欧文タイポグラフィ」お知らせ
東日本大震災の影響で延期となりました「TypeTalks第3回 Webデザイン上の欧文タイポグラフィ 後編」の振替日が決まりました。
4月23日(土)18:00~20:00です。

お問い合わせ等は こちら へ。
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by type_director | 2011-03-29 21:05 | お知らせ | Comments(0)
フォント・エイド
3月11日の大震災の被災者のかたがたにフォントデザイナーとして何ができるか。おととい金曜日に Society of Typographic Aficionados (SOTA) から呼びかけがあって、チャリティ 「フォント・エイド」に参加することにしました。

簡単に言うと、フォント化できる(詳細は下)シンボルやアートワークをデザイナーが無償でつくって送ります。それを SOTA がまとめてフォントデータにしたものをネットで販売、売り上げは AMDA 多国籍医師団 などに寄付され、緊急支援活動に役立てていただけるということです。同サイトによれば、すでに医療支援チームの受け入れ・活動体制が確立してきた地域に緊急医療支援チームが派遣されています。

うちではきのう家族4人で話し合って、息子2人にも協力してもらって2文字分を作成、今朝データを送りました。遠く離れたドイツから、少しでもお役に立てばと。

参加したい方は、3月25日が締め切りだそうです。応募の詳細は こちら ですが、要点を日本語でまとめると:
●ひとり3グリフ(3文字分)まで。テーマは「日本に関するもの」。
● Adobe Illustrator のアウトラインデータか、またはフォントデザインソフトウェアの Fontlab か Fontographer のファイルで。
●白黒で、簡単なアウトラインデータであること。ビットマップ不可。
作成したアートワークについての簡単な解説、名前、国籍を添えてこちらへ。
fontaid@typesociety.org

(応募について質問のあるかたは、直接上記のアドレスに英語でおたずねください。私は3月21日から26日まで出張のため、すぐにお答えできないと思います)
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by type_director | 2011-03-20 10:59 | Comments(2)
フォントデザインワークショップのインタビュー記事
昨年おこなったフォントデザインワークショップのインタビュー記事がアップされました。 こちら です。
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by type_director | 2011-03-20 10:45 | Comments(0)
「ツァップ展」延期
このたびの地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

3月22日から開催予定だった「ツァップ展」の延期がきょう決まりました。

ジャパン・レターアーツ・フォーラム (J-LAF) と私とで昨年からずっと準備を進めているこの展覧会をより多くの皆様にご覧いただけるよう、時期を変えて開催致します。新たな開催日は、またこのブログでお知らせいたします。

お問い合わせ詳細等は こちら へ。

(3月20日追記:ツァップさんご夫妻からお預かりしている貴重な作品は、J-LAF さんにより日本西部の安全な場所に運ばれ、保管してあります。ドイツでは報道が福島第一原発の事故による影響に神経質になっているため、ご夫妻のお気持ちを考えてそうしました。ツァップさんの奥さんとは電話で話しましたが、J-LAF さんの迅速かつ適切な対応をほんとうに喜んでくださっています。)
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by type_director | 2011-03-15 05:40 | お知らせ | Comments(0)
フランスから新しいローマン体
こないだ、フランスから私に届いた封筒。Sarah Lazarevic(サラ・ラザレビチ)さんからで、中には彼女の刷った銅版画が入っていました。
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切手も、サラさんのデザインです。彼女はグラフィックデザイナーでもあり、書体デザイナーでもあります。そして先月の末に、約4年間を費やした彼女のフォント Rameau(ラモー)が世に出ました!

Rameau プロジェクトは、この楽譜を持った彼女の知人がライノタイプ社を2007年に訪れたところから始まりました。その楽譜のためにわざわざつくったオリジナルフォントで、18世紀に銅版印刷で刷られた楽譜の字にインスピレーションを得たんだそうです。曲はフランスのバロック期の作曲家ジャン・フィリップ・ラモーのもので、書体の名前も彼からもらいました。楽譜の四隅のスカッと切れた斜線もいい。
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私はこの書体にもうその場で一目惚れ。マーケティング部長も賛成して制作が始まったんですが、彼女が本業のグラフィックデザインのほうが忙しく、またフォントも合字がたくさんあって、とうとう4年かかってしまいました。

フォントのサンプルは こちら でたくさん見られます。銅版画っぽい繊細さを持つフォント。ローマン体はピンと張り詰めた緊張感がある。イタリック体は流れるような優雅さがあるけど、甘ったるくない。小文字エルの真ん中にある「とげ」が一種のスパイスになってピリッと効いてます。

サラさんは、普段はパリにいることが多いので、私の本『欧文書体2』のパリの街角の写真で協力してくれました。
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by type_director | 2011-03-07 00:29 | お知らせ | Comments(6)
Lufthansa の「軽量化」
先週から今週始めまで出張に行ってました。これはその時乗った Lufthansa(ルフトハンザ・ドイツ航空) の A380 の客室内。
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前方のスクリーンに出てくる文字はルフトハンザの制定書体、Helvetica (ヘルベチカ)、もっと正確に言うと、 Neue Helvetica (ノイエ・ヘルベチカ)です。
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「welcome」のところが、 Neue Helvetica Light になってます。

ちなみに下は、2007年に撮ったもの。
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当時は、「Welcome」 が Neue Helvetica Bold、ドイツ語 「Willkommen」 は Neue Helvetica Black だったようです。ちょっと手ぶれ気味で、しかも紺地に白文字なので、正確ではないかもしれません。ほんとにそのウェイトかどうか確認したい人は こちら をどうぞ。
同じ Neue Helvetica ファミリーでも、細めのウェイトを使うようになってきたのがわかる。

最後の写真は私の本『フォントのふしぎ』でも使いました。本の中でも書きましたが、昔は太めのウェイトで組んだものが、いまは細めになってきてると思います。そのほうが洗練された感じに見えるからかな。
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by type_director | 2011-03-02 20:14 | Comments(6)