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贈り物にタイプ・スケッチャー
日本に住んでいるグラフィックデザイナーの Ian Lynam (イエン・ライナム)さんから、TypeTalks の会場でこれもらった。日本では忙しくてとりあえず何でもかんでも持ち帰り、おみやげをじっくり見る時間がこないだやっとできて、開けてみた。

「TypeSketcher」だって。つくったのはイエンさん。
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大文字用、小文字用、数字と記号類用の3冊ひと組。ノートの部分、方眼紙になっていて、欄外には「Baseline」「Cap Height」とか入ってるし。
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さらにうれしかったのは、ここで見本として使っているセリフ書体が私の Clifford (クリフォード)だっていうこと。奥付の説明によれば、「intriguing (おつな)」フォントを選んだそうです。
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カバーの他の部分には、こんなアメリカン・ジョークも入ってる。

  0が8に何て言ったと思う?
  そのベルト、いいね。

クリスマス間近です。フォント好きな人へのちょっとおつな贈り物になるかも。

入手先はいまのところ こちら だけですが、近々イエンさんからも販売する見込みとのこと。それまで待てない人は、イエンさんに直接申込みを。1700円だそうで、メールアドレスは イエンさんのサイト に書いてあります。

TypeTalks 会場で、私が突然紹介をしたらイエンさんびっくりしてたけど、日本でいい仕事やってます。学校でもタイポグラフィ教えてる。イエンさんに話をきいたら、いい教え方してるんだ。日本にこういう人がいるんだ。タイポグラフィの将来は明るい!
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by type_director | 2010-11-28 12:37 | Comments(1)
11月6日の TypeTalks(タイプ・トークス)報告
TypeTalks を行ったのは2週間前のことですが、いまでも思い出すとゾクゾクします。

今回の日本出張、けっこう予定をギチギチに入れていました。一日に4つの打ち合わせを入れたことも。11月6日から9日あたりには、毎日セミナーとかワークショップとかあって、しかもスライドの準備がセミナー当日の朝ギリギリまでかかって、かなりテンパってました。

寝過ごしたりするんじゃないか、約束の時間を忘れたり間違えたりしているんじゃないか、という心配も常にあって、予定表をいつも見て確認してました。

そんな状態で突入した11月6日の青山ブックセンターでの高岡昌生さんとの TypeTalks 第一回、かなりの手応えを感じました。特別ゲストを呼んではいましたが、何を話すかはゲスト本人に任せて、打ち合わせもシナリオも何にもない状態で、どういう展開になるか半分は心配もあったんですが、なんといっても会場の雰囲気が良かった。

登壇した直後、会場を見渡して皆さんにもそういったんですが、私が用意したAXISフォントについてのスライドは早めに切り上げて、なるべく会場との対話の時間を増やすことにしたら、それが大正解でした。会場からいい質問がドンドン出てきて、それに飛び入り参加の河野英一さんが加わって深みのある話をしてくれたことも、良い意味で予想外の展開。祖父江慎さんもパッと会場を明るくしてくれたし。

でも主役は会場のみなさんでしたよ。いい質問がいっぱい出た。笑いもいっぱいあった。「いい質問」というのは、別に難しい質問ということじゃないです。あの会場にいた人は分かると思いますが、いいタイミングで、「小林さんはなんで立って仕事するんですか?」という質問が出ましたよね。すっごくうれしい、ストライクゾーンの質問です。

「レベルの高い質問しなきゃいけないんじゃないかなー」なんて思ってほしくない、気軽にきいてよ!っていう会なので、そういう質問ができるっていう雰囲気、それをみんなが笑顔で(ここ大事!)聴いている、笑いが起きるっていう状況がうれしいわけです。参加者のみなさん最高です!

じつは、質問等が出なかった場合に備えて、話のタネになりそうな欧文組版の事例をいくつかスライドにして用意していたんですが、そんなのぜーんぜんいらなかったねー。組版とかについて突っ込んだ話を聴きたかった人もいたと思うんですが、それは、高岡昌生さんが中心になるつぎ以降の TypeTalks でいくらでもできますから。

以上が、一番前から見ていた私からの報告です。
次回以降もお楽しみに! 次回は来年1月22日です。私にあてての質問があれば、それにも何らかの形で答えるというふうにしようという相談がすでに始まっています!
また、このブログでも案内します。
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by type_director | 2010-11-19 18:03 | Comments(0)
寄席文字と歌舞伎文字が同時に見られるイベント!
寄席文字と歌舞伎文字、さまざまなカリグラフィなど16人が書いている姿を間近で見られる。
そんな夢のようなイベントが。12月26日。
この夏、多摩美で私の講演のゲストとして来ていただいた橘右門さんが出演します。

11月19日追記:前売り券のお申し込みはこちら へ! 
残り僅かだそうですから、y_and_r_d さん、rottenmeier-ffm さん始め皆さん、お早めにお申し込みを。
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by type_director | 2010-11-19 04:39 | お知らせ | Comments(4)
空港のサイン比較
約3週間ぶりの更新です。
10月26日から15日まで日本、15日と16日は韓国に出張して、16日の夜に成田空港近くのホテルに泊まり、きのうドイツに戻りました。

飛行機はミュンヘン経由で、フランクフルト到着が夜の7時半でした。

この2日間で、韓国のソウル・インチョン空港、東京成田空港、ミュンヘン空港とハシゴしてきたわけなので、ちょっと比較してみます。

インチョン空港。Frutiger 使ってますね。
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成田空港。Helvetica です。
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写真の右側、サインボードの横方向に余裕があるときは普通に使っています。これはいいとして、左のようにサインボードが短めの時は、横方向に縮めている。結果として縦線は弱くなる。「11–18」のなかで一番しっかり見えるのが「–」の部分っていうのはどうなんだろうって考えちゃいました。

ミュンヘン。Univers のコンデンス体かな。
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こぎれいなんだけど全体的に薄暗い感じの空港で、ゲートを探すのにすっごく不安になった。案内のサインボードの文字は小さめ、それを内側から照らす光の量も抑えめなためです。サインの存在感が、後ろの免税店に完全に負けてます。この写真では説明のためちょっと調整してありますが、実際は免税店の光を10とするとサイン1くらいの暗さに感じました。
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私は近視で、普段はコンタクトレンズをつけていますが、飛行機では寝たりするのでメガネにしています。メガネはちょっと度数を弱めにしてあるので、こういうのってけっこう不安なんです。

そういえば、ミュンヘンって、前に家族で行ったときにも、バス停の数字の表示がすっごく小さくて、バスを見つけるのに苦労して、案内の人にたずねたことがあったなー。近視の人にはちょっと不便。
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by type_director | 2010-11-18 16:04 | Comments(4)