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AXIS Latin Pro がグッドデザイン 2010 を受賞
9月29日に発表されたニュースです。私が基幹ウェイトの Basic 部分を担当した、AXIS Latin Pro(欧文)がグッドデザイン 2010を受賞しました。日本発の欧文フォントです。

詳細はこちら

イタリック体やコンデンス体を担当した岡野さんは、いまオランダに留学中。じつはこないだダブリンで会ったんですけどね。10月にオランダに行って話をしてくるつもりです。

ちなみにこれは、AXIS Font の最終形と1999年夏頃に描いていた最初のスケッチ。
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by type_director | 2010-09-30 09:58 | お知らせ | Comments(5)
カリグラファ対象のワークショップを開きます
11月8日・9日の二日間で、フォント制作のワークショップを行います。場所は東京のアップルストア銀座です。

もう最初に謝っちゃいます。デザイナーの方すみません! 今回はプロのデザイナー向けのワークショップでなく、カリグラファー限定10名様とさせていただいています。普段は手書きの文字を書いている人たちに、新しい世界を知っていただくのが目的です。

詳細はこちらへ。お問い合わせ、お申込みは直接リンク先の J-LAF (Japan Letter Arts Forum) へどうぞ。

(9月30日追記)
すでに定員に達しましたので、申込み受付を締め切りましたー。
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by type_director | 2010-09-27 20:15 | お知らせ | Comments(2)
寄席文字ワークショップ
10月31日(日)、寄席文字のワークショップが東京の白山で開かれます。私の本やこのブログでも書きましたが、寄席文字に出会っていなかったら私はこの仕事をしていなかったかもしれない。

寄席文字は、テレビ『笑点』ロゴなどでおなじみのあの独特の文字で、ふだんは寄席の看板などに使われます。筆を使って書きます。デザインとして見たときにすごく面白いんです。勘亭流との違いなども分かりやすく教えてくれるはずで、それが分かると世界が違ってきます。

お申し込みは こちら をご覧ください。残りの席は僅かとなっているので、お早めに。

(9月27日追記)
この記事をアップしてすぐ申込みが立て続けにあったらしく、26日の段階でキャンセル待ちが2名だそうです。寄席文字のワークショップ、今後もあります。私のこのブログでもできるだけ紹介していきたいと思いますので、今回チャンスを逃した方はこの次をお待ちください!
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by type_director | 2010-09-25 06:53 | お知らせ | Comments(2)
Century は使ってはいけないのか(3)
ダブリン城で撮った写真の中にも、Century Schoolbook Bold が。

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by type_director | 2010-09-22 20:03 | 書体が特定の国の雰囲気? | Comments(0)
Century は使ってはいけないのか(2)
1つ前の記事で、Century Old Style を使っている新聞をお見せしましたが、そういえば、「Century Old Style」と呼ばれているフォントと、「Century Schoolbook」または単に「Century」と呼ばれているフォントってデザインが違うんですよね。

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たまたまダブリン出張のときに買ってきたDVDの映画『Precious』です。タイトル部分に使われているのは Century Schoolbook か Century です。
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いい映画でした。マライア・キャリーが意外な脇役をやっていて、しかも抑えめのいい演技してました。
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by type_director | 2010-09-22 18:33 | 書体が特定の国の雰囲気? | Comments(1)
Century は使ってはいけないのか
ちょっと前の記事 「履歴書と書体」 へのコメントが今でもときどきありますね。

Century を使って履歴書を書くのはやめたほうがいいとか、Century は欧米人には理解できないとかという都市伝説レベルの話がウェブサイトに載っていたりするので、私も日本でときどき尋ねられます。

Century を使って良いんですよ。だいたい世界中で使ってもらうために OS とかソフトウェアにバンドルされているわけで。

そういえば、アイルランドで、見出しも本文も Century Old Style を使って組まれた新聞の例を発見して買ってきました。
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だとするとこれは「欧米人には理解できない」フォントで組まれている英字新聞? そんなわけないだろっ。みなさん、そんな話にまどわされないようにね。
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by type_director | 2010-09-20 20:44 | 書体が特定の国の雰囲気? | Comments(7)
コンファレンスが楽しいわけ
ダブリンのコンファレンスで、フォントデザインのワークショップをしてきました。

ワークショップとか講演とかって、自分の出番まではいろんな心配もある。誰も来なかったらどうしようなんて思っちゃって、今回は一時間前に会場に到着。会場の Dublin Institute of Technology です。
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マックがちゃんと動くか、ソフトウェアがインストールされているかなんてチェックしてスタンバイしてました。
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時間になったら、参加者は約10人。ちょうど良い人数でした。デンマーク、ロシア、エストニアの人も。この3人はフォントのデザイナーとして自分でもフォントをつくって発表したりしている人たち。あとは初めてフォントをつくろうという学生さん。

最後まで残った2人のワークショップ参加者の希望で予定を1時間半延長して、彼らの制作中のフォントの改良を徹底的にやりました。

その参加者に翌日声をかけられて、「今日までのコンファレンスの中で、あのワークショップが一番良かったよ!」と言ってくれました。こういう反応があると、やっぱりうれしい。いろいろ心配したけど、やってよかったなって思う。

他にも面白いことはたくさんありました。今回、日本からの参加が予想以上に多くて嬉しかった。日本語のしくみや日本語のフォントについての講演が3つもあるなんて、これまでの ATypI コンファレンスには無かったことだよ!って隣にいたジャンフランソワ・ポルシェに熱く語っちゃいました。

日本からの講演者が、日本語フォントを取り巻く状況とか最近の傾向について話したので、それを聴き終わって、私からも質問をしました。ダブリンの会場で、日本からの人たちが日本語フォントについて英語で意見の交換をしているという状態です。日本のフォントメーカーの人にもぜひ見ていただきたいし、ぜひ語ってほしいですねー。

ちなみに、意見交換はケンカと違います。こういうコンファレンスでは、みんないろんな意見を持っているのが前提、ってことで話をするので、講演の途中でも、分からないことがあれば手を挙げて質問する人とかいますよ。そういうのは失礼でも何でもなくて、本当に興味があって、知りたいと思っているから。

その意見交換の後に、講演者と立ち話をして、さらに食事をしに行って楽しく話をしました。お互いの考えていることが良く分かりました。

コンファレンスに行くと、ただ黙って聴いているだけでなくて、講演者とそういう会話が楽しめるのもいいんですよね。そう、みんな「会話を楽しみにきている」といってもいいくらいです。
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by type_director | 2010-09-19 12:01 | 講演やコンファレンスの記録 | Comments(0)
アイルランドのポストは緑色
アイルランドはヨーロッパ連合の国なので通貨はユーロです。アイルランド語と英語が公用語です。町並みとかがイギリスに似ているので、英語だけで話していると、イギリスにいるみたいな気分になりますが、ポストが緑色です。

イギリスの植民地だったのが、アイルランドが独立して、1922年ころからはそれまで赤く塗られていたポストの英国王の紋章は削られて、緑色に塗り替えられたそうです。

これは新しい方のロゴ。post の文字が、アイルランドっぽい。
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こっちは一昔前のロゴ。P&T は「郵便・電報」の Posts & Telegrams のこと。真ん中の「7」みたいな記号はアイルランド語の & です。
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ちなみに、この話はコンファレンスで聴いた講演の受け売りなんですが、こういう話をするのがデザイナーでなくてアイルランド郵便の秘書官補佐とかいうカタイ肩書きの人。「ブランディングの観点から、これらのロゴはアイルランドらしさやアイデンティティを持っている」なんて分析している。納得。プロのデザイナーの集まりに来て、質の高いビジュアルも交えてじゅうぶん面白い話ができる重役がいるって、それ自体がスゴイことです。
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by type_director | 2010-09-15 07:49 | 講演やコンファレンスの記録 | Comments(4)
ダブリンの街
国際タイポグラフィ協会(ATypI:エイ・タイプ・アイ)のコンファレンスのため、9月7日から12日までアイルランドのダブリンに行ってました。

フランクフルトからの飛行機の出発が遅れて、ダブリン空港到着は夜11時半、ホテルに入ったのは夜中の12時を少し回っていました。ホテルに向かう途中でタクシーの運転手さんにアイルランド語についていろいろ尋ねると、タクシーの料金規定か何かのカードを見せてくれたので写真に撮らせてもらいました。これで「タクシー」です。
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「ラーナ・バス」は英語にするとバス・レーンのことです。
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コンファレンス2日めの9日が私の出番、朝9時半から夕方5時半までのフォントデザインワークショップ。約10人が参加。ほんとうは4時ころ終わる予定だったんですが、最後の最後までねばって残ってやりたい、という2人のために一時間半延長しました。その一時間半がすごく濃かった。
3日目からのメインの会場はダブリン城。
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日本からの参加者が多かったのがうれしい。しかもぜんぜん会ったことのない人もいて、最後の夜のガーラディナーでは夜中の1時まで話をして盛り上がりました。ガーラの会場はダブリンの名物ビール、ギネスの工場でした。
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ダブリンの街。
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二カ国語表記の道路標識とか、道路の名前とか。
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お昼の時に同席したダブリンのデザイナーが、ダブリンの街の色は青だといってました。街の紋章も青が基調です。これは街灯の下の部分についている紋章。
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アイルランド語のモザイク。読めない。
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by type_director | 2010-09-13 00:40 | 講演やコンファレンスの記録 | Comments(6)
コンファレンス会場でうれしかったこと
ロスアンゼルスでのコンファレンスの話、もうひとつです。

これは書体審査のコーナーのポスターです。毎回ジョン・ダウナーさんが手描きのをつくってきます。
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コンファレンス会場で、このポスターの前で写真を撮っていたら、韓国人の学生さんに話しかけられました。

ライノタイプのサイトに私が欧文組版やフォントの使い方について書いた初心者向けの記事がありますが、その学生さんはこういって握手を求めてきました。
「そのページが僕がタイポグラフィに興味を持つ最初のきっかけになりました! 書いたのが日本の人なのでびっくりしました。アキラさんは私の最初のタイポグラフィの先生です!」

うれしくてその場でいろいろ話をしました。コンファレンスはそういう人との思いがけない出会いがあるのが良いです。

記事は こちら です。右上に目次があります。
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by type_director | 2010-09-03 20:48 | 講演やコンファレンスの記録 | Comments(0)