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地名が5つある場所
フランクフルトの真ん中に、地名の表示板が5つ立っている場所があります。
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地名の変遷を示しているわけで、ナチスによるユダヤ人迫害などによって改名された歴史をそのままさらけ出すという、じつにまっとうな考え方が反映されています。

一番西側にある名前 Judenmarkt は、直訳すれば「ユダヤ市場」という意味で、フランクフルトに15世紀半ばから18世紀末まであったユダヤ人ゲットー(隔離居住区)の名残です。
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同じ場所が、1886年に Börneplatz と名付けられます。このゲットーで1786年に生まれてのちにジャーナリスト・批評家となったユダヤ人、ルートヴィヒ・ベルネ(Ludwig Börne)の名を取って彼の生誕百年の年につけられました。

1930年代に入ってナチスが台頭したドイツでは、ユダヤ人の名前に由来している Börneplatz という地名をやめて、近くにキリスト教の聖ドミニコ修道院があることから聖ドミニコの名を取って1935年に Dominikanerplatz と改名されます。その後、1938年11月9日のいわゆる「水晶の夜」にはこの場所にあったシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)が破壊されています。迫害などにより、フランクフルト出身のユダヤ人11000人以上が大戦中に命を落としました。
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戦後もずっとその地名が使われ続けていましたが、1978年にフランクフルトの歴史家によって再び Börneplatz と改名され、1990年からは現在の道路名 Neuer Börneplatz (新 Börneplatz)となっています。

現在ここにある立方体状のモニュメントは、昔のユダヤ人ゲットーの礎石を集めてつくられたものです。
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こんなふうに、なにも知らずに通りかかるだけでも「なんで地名が5つ?」と立ち止まる。由来を調べてみたくなる。そして、ドイツが過去に犯した大きな誤ちのことがわかる。

歴史を風化させず、間違った部分も含めてさらけ出すという姿勢です。背筋が伸びる思いです。




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# by type_director | 2017-10-21 07:06 | 公共サイン・標識・観光案内 | Comments(0)
Runkel の文字(2)

Runkel の城の続きです。

だんだん霧が晴れて日が差してきました。

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城を出ます。入り口にあった新聞受けもブラックレターです。

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城の周りにある建物。
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壁に騎士と Runkel の紋章が描かれています。この絵ではややかすれ気味ですが、実際の紋章は盾の左上の六分の一くらいが青色です。

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城を背に、川縁に降りていく急な坂道。これはカメラのレンズのせいでこう見えているのではなく、こういう形に角度のついた建物です。

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この町 Runkel は、私が持っているガイドブックなどには紹介されていない。近場で何かないかなと思って適当に探していてたまたま見つけた町です。ヨーロッパには、こんな古城と城下町がまだたくさんありそうです。

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# by type_director | 2017-10-20 14:44 | Comments(0)
Runkel の文字(1)
Limburg の東で Lahn 川沿いにある小さな城下町、Runkel に行ってきました。
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右の橋は1448年にできたもので、城の中の展示室にあった復元模型を見ると橋の途中に見張り塔があったそうです。橋のたもとにある建物に取り付けられていた銘板には、1998年にこの橋が550歳を迎えたことが記されています。
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13世紀に建てられた古城の入り口。中に入ります。
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塔のてっぺんに上ります。朝のうちは霧が出ていました。
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城の中にも入ることができます。
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武器などの展示室への入り口を示す「Eingang(入り口)」の文字。
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展示室には、甲冑や大砲などもありました。
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大きな大砲の鋳物の砲身には、「1703」と製造年らしいものが記されています。
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「A」の字の真ん中の横棒はV字型になっています。
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# by type_director | 2017-10-20 14:15 | Comments(0)
Type&2017 のご案内

Type&(タイプアンド)、今年も開催します。11月10日、11日の二日間です。詳細はこちら

Facebookページ もどうぞ。

今年は、デザインをどのようにブラッシュアップしていくのか生で見られる公開ワークショップもあるよ!






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# by type_director | 2017-10-18 16:26 | お知らせ | Comments(0)
Monschau の文字

休暇で、ドイツ西側の端でベルギーとの国境近くにある町 Monschau に行ってきました。

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歴史のある建物が多く残っています。

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町の紋章。
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この教会の尖塔の途中の字は…

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Gill Sans でした。

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このカフェの字は Baskerville Old Face です。

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このホテルの文字と装飾とが見事に合っています。「Hotel Alte Herrlichkeit」と書かれていて、最後から4文字目は k です。

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建物の雰囲気と文字とが合っています。

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赤を使った建物が多いような気がする。
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川縁なので湿気が多いらしい。晴れた日なのに石畳がぬれていて、落葉の色が鮮やかに見えます。

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# by type_director | 2017-10-18 02:30 | Comments(0)